さよならの朝に約束の花をかざろうを見た殴り書き

120分でも足りない程無駄なく詰め込まれてたがやっぱ詰めすぎるよと思うけれどカット毎の時間経過唐突すぎるのとか何百年生きる生物の時間感覚なんだなって。

どうやってもなんかこう言いたくなるエンドになるようなキャラ配置でなんか言わざるを得ないんですけど、面白かったし話にも文句ないけどそういう人間関係に落とし込むのかよっっって

昔同居してた男に告られるけど今は子供のことしか考えられないの…←わかる ここでグッと堪える細谷イケメンすぎる…
息子は老けない血の繋がらない母親を母親だなんて見れねえよ!←わかる ここで好きって言わせないのほらディスコミュニケーションとか思ってた この前の男になるんだと囃し立てながら酔わされるシーンのドロッとした白濁の蜂蜜酒?絶対精液だと思うんだよな
さらわれて離れてる間に昔の女と再会して結婚して子供まで作ってた←わかる…んだけどそこ全カットでその結果だけ出しますかよ
母と息子が再会するけどもう母親として見れるようになってる←どっちじゃなきゃダメって話じゃなくて、どっちもあり得る配置だよねとは思うけど、そっち選ばせる話にするの?と思ってしまった
細谷が主人公に再アタックする暇がない話として終わる←ちょっと待って!!!いいじゃん子離れ済んだんだから!師団長シラミ焼かないでくださいよって清潔感に頓着する必要がないことの表れでつまり独身貫いてるんでしょ??
いやあの時点で人間社会と別れ決めてたろうし見込みないのは分かるけどさ 細谷は一貫して報われないイケメンだったな…。

てゆーか百合じゃんっっっっ 百合だと思えば細谷のどれほどイケメンでも報われないのがまあ必然だよねということになるのですが。
梶くん?なんか定型的な闇落ちしてたね 百合のツマだから仕方ないね。
あでもこれだけは気になるんだけどエンドカードはさあ茶髪いたから余所の血混じってる集落なんだよね…?しっかり見れなかったんだけど?
いくらテンプレイベント進行役だろうと梶くんの闇落ちが滑稽にされたらたまらんぞ。

ガキだから聞き分けがいいだけじゃない→善意からの機織りなんだがまあ追い込まれてる時にイラついてそれを我慢しきれなくてすれ違いする→そうそうそういうのでいいんだよそういうので
って思ってたら即お母さんは泣かないで呪い内面化してた。のに次のカットだと育ってて思春期仲違いモードっていうこの…この!

イオルフのみなさん外見に引っ張られてるのか年の割に内面まで幼くないっすか序盤の方最初期でももう15歳なんでしょ?
杉田の声が時間経過で年取っていってすごい。
杉田イケメンだったね~~。どれほど才覚あろうと所詮国に仕える身よオーラぷんぷん出しながらお姫様とロマンス好き!
飾り付けないと抱く気も起きないわけ!?←岡田麿里~~

なんか文句ばっか書いてる気がするけどいや本当に面白かったんですよ。
細かいカットごとのやり取りとかいっぱい光ってたし。
物語そっち選ぶかよとは思うけど、選ばれた結果の話はそれでも心動かされてさ。
過度に悲観的でも過度に牧歌的でもない、感動!って広告からイメージする話でなくて、すごく納得できる話でさ。あの花のことはもう忘れていいんじゃね俺。
ただなんかこんな古典的な母の強さを選ぶような人じゃないと思ってたのにっていう根拠の無い裏切られた気持ちがあるんだ…。
ハッピーエンドいっぱい書いてるのになんなんだその思い込みは。
いやあでも母は強いに社会の圧に応える呪いの内面化じゃんってごく普通に思ったのPC棒に毒されすぎてて真剣に自分が気持ち悪すぎるので棒で殴りたい。植え付けたアンテナも。
ガチでコンテンツ消費モードの時にその思考もたげるのはダメだよ~そういう人間になりたくねえよ俺は軽率にコンテンツに迎合したいんだよ。

あと絵はめっちゃくちゃ綺麗でしたよ。
背景は言うまでもなく、あの繊細な線がずっと統一感あって荒れもかすれもしない現代的なすごいやつ。
ufoとA-1と京アニとシャフトに比べて最近PAパッとしなくねって印象一蹴。

一晩寝て思ったけどまあ見たかったとおりの元サヤエンドだったら嬉しくても逆にこんなに心乱されることなかったのかなって気がしてきた。
単に寿命の差で別れるだけじゃなくてその手前のすれ違いと成長あってこそのって話だし…でもインモラル…。